クラニオ

昨日の講義は、クラニオ・セイクラル(頭蓋仙骨療法)の一回目でした。

西洋医学でも、脳脊髄液は脳で産生されてから脊髄を循環し、再び脳へ戻り静脈洞で吸収されると言うことがわかっています。その役割としては脊髄の神経根に栄養を供給するというものです。
しかし、その脳脊髄液の循環のメカニズムや、全身に与える影響とかについては、形に見えないものであるだけにわかっていません。

クラニオ・セイクラル療法は、アメリカのオステオパシー医であるサザーランド博士が脳実質組織や頭蓋骨の規則的な運動が脳脊髄液の循環を作ると発見したことに始まります。
そして、この脳脊髄液の循環こそが人間の生命と健康にとって必須だとするのです。

治療は10のステップに従って、この頭蓋骨や脳脊髄液の振動を両手で感じ取り、循環中に生じた流れの滞りを整えていきます。私は主にモニターとして施術を受けましたが、一種のエネルギー療法で、施術により全身の気がすーっと通っていくのを感じました。

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